ちょっと、ここで閑話休題。
ここまで、発電機本体を作成する材料について、いろいろ調べたことをまとめてきました。あとは材料を集め、製作にかかるだけです。
でも、前回も書いたように、この本はいわばガイドブックのようなもので、これを読めば風力発電機の原理やだいたいの作り方はわかります。しかし、いざ作るとなると誰でもすぐに作れるわけではないということがわかってきました。
実際に作るときに必要な細かいことが書かれていないのです。多分、こんなことは常識だろうと判断されたのか(まったくの素人にはそれがわからないのです)、あるいは本のページ数などの関係で省略されているのかもしれません。
読めば読むほど、ほんとうに作ることが出来るのかちょっと不安になってきます。
写真や図が多用されているので、大変参考になりますが、最初に書いたように大きさの異なる2つの発電機が記載されているため、写真と設計図でコイルの数や寸法が異なっています。たとえば、写真に掲載されている1号機と同じ大きさのものを作ろうとすると、その設計図がないため、ステーターの直径もわからないのです。さらに、設計図と写真では、たとえばフレームの中心部の穴の数が異なっています。前者(48p)では4つなのに、写真(56p)では8つもあります。ステーターの形やネジ穴の数も微妙に異なっています。きっと、いくつかの発電機を作っていて、それらの写真を本にまとめるときにごちゃごちゃになったのだと思います。
なんか、揚げ足をとっているようで気がひけるのですが、決してこの本が役に立たないといっているのではありません。発電機自作のガイドブックとしてよくまとまっていると思います。ふんふん、なるほど、風力発電機というのはこういう仕組みなのか、こうすれば自作できるのか、読み物としては非常にいいものです。でも、製作の設計書というか、製作のための指南書ではないようです。その点、ちょっと中途半端なような気がします。
本でわからないところは、自分の知恵と工夫で乗り切るしかないようです。
ということで、製作には思いのほか時間がかかりそうです。じっくりと取り組むことにしましょう。
まずは、きちんとした設計図を自分で作ることから始めることにします。