ちょっとした失敗

ここで、ちょっとした失敗を2つほど。

1つは、ベアリングの取り付けです。購入したベアリングは台付きで購入しています。写真はベアリング部分を外して台の部分の両側を撮ったものです。右の写真でわかるように台の片側にはくぼみがありここにベアリングをはめ込みます。その後、台を左の写真のようにフレームに固定するのが、普通の固定方法だと思います。台を逆に取り付けるとベアリングを何かで抑えない限り台から簡単に外れてしまいます。

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いよいよ取り付けです。フレームには上の写真のように回転軸に合わせてφ10㎜の穴を開けてあります。それぞれのフレームにベアリングを取り付け、2枚のフレームを組み立て回転軸をベアリングに通し、回転軸を回すとスムーズに回りました。

ところが、回転軸が移動しないように両側を六角ナットで止めると、回転棒が動かなくなりました。どうやら、ナットで締めることで、ベアリングとフレームが接触してしまい、これがブレーキになっているようです。

試しに、ベアリングを逆向けに取り付けてみると、ナットで締め付けても回転軸はなんの抵抗もなくスムーズに回転しました。やはり、ベアリングの回転部分とフレームが接触が原因のようです。その原因は、ベアリングの回転部分の直径がすでに開けてある穴の直径より小さいことです。最終的には回転軸をナットで固定するのでこのままでもいいのですが、これから先何度か回転軸を外したり、取り付けたりするたびにベアリングが台から外れてしまうことになります。

結局、中心の穴をベアリングの回転部分の直径より大きくすればいいことなので、ヤスリで削ってφ15㎜にすることで正常の取り付けでもスムーズに動きました。

もう一つの失敗は、ローターの穴開けです。本には旋盤業者に開けてもらうか、卓上ボール盤を購入した方がいいと書かれていました(157ページ)。インターネットで調べてみたらいろいろなサイトで扱っていますが、1万円以上します。これだけのために購入するというのには高すぎるし、あとあと置場にも困るしということで、通常の電気ドリルで開けることにしました。

直径10㎜の穴を開けるのですが、慎重を期してまず4㎜程度の穴をあけ、次に10㎜の刃に取り替えて2段階で穴を開けることにしました。

2枚一度にあける目的で2枚のローターを重ねて4カ所をダブルクリップで止め、中心に穴をあけることにしました。そのためには1枚のローターの中心を求める必要があります。任意の円の中心は、以下の図に示すように任意の2個の円弧の弦の垂直2等分線の交点として求めることが出来ます。

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こうして求めたローターの中心に電気ドリルの刃の先端を置き、電源を入れました。4㎜の穴はなんとか開きましたが、10㎜の刃に替えると、刃の先端が2枚目のローターにかかったところで、ローターの振動が激しくなり、ダブルクリップでは抑えることが出来ずずれてしまいました。やむをえず、ダブルクリップを外し、1枚ずつ10㎜の穴を開けることにしました。

でもやはり恐れていたようにドリルが振動することで刃の位置がずれ、結局、穴は中心から1㎜ほどずれてしまいました。このままでは、ローターの動きが偏心してしまいます。

しかし、よく考えれば、穴は必ずしもφ10㎜の正円である必要はなく、回転軸の中心にローターの中心が来るようにさえすれば、偏心は防ぐことができそうです。そこで、ずれた部分の反対側(外周から50㎜より大きい部分)を外周から50㎜になるようにヤスリで削りました。多少楕円気味になりましたが、あとでローターをセットするときに注意して固定すれば偏心は防げそうです。

でも、やはり旋盤を使うか、購入時に穴を開けてもらった方がよさそうです。

以上2つの失敗がありましたが、いずれも致命的な失敗には至りませんでしたので、さらに先に進めていきます。

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