太陽電池の発電力とセルの数
本当はここで、太陽電池に太陽光が当たるとなぜ電気が得られるかいう説明をする予定だったのですが、その前にもう1つ閑話休題的な話をします。早く説明を読みたい方はここを飛ばして次のページをご覧ください。
さて、太陽電池に関する新聞記事などを見ていると、kw(キロワット)あるいはMW(メガワット)という言葉が出てきます。10MWのメガソーラーが建設されたなどとタイトルに書かれています。wすなわちワットは仕事量を表す単位ですが、電気の場合はいうまでもなく発電力や消費電力を表しています。家電製品には、消費電力として200wとか500wとかいう数字がカタログや本体に記載されています。kは1000、Mはkの1000倍、すなわち100万を意味します。ついでにいえば、メガの千倍がギガ(g)です。
例えば、3kwの太陽電池は合計で3000wの家電を動かす電力を供給できるということです。でも、これはあくまでアレイとしての出力です。1つのモジュールはせいぜい200w程度です。さらにセル、すなわち太陽電池1つの出力は数w程度に過ぎません。数ワットのセルの集まりがなぜkwになるのか。
ちょっとずれるかもしれませんが、例えば、9vで動くラジカセを買ったとします。家ではACアダプターを接続して使うことが多いと思いますが、戸外で使う場合は乾電池が必要です。何個買いますか?乾電池は1つが1.5vなので、9割る1.5で6個必要ですね。これを直列につないで所定の電圧を得ているのです。これと同じことを太陽電池でもやっています。すなわち、セルを直列につなぎ、さらにモジュールを直列につないで3kwのアレイにしているというわけです。結局セルはいくついるのでしょう?計算してみてください。