HEMSについて

CVセンサーの増設


Aisegには標準では、購入電気量を測定するための大きなCVセンサー1つを除くと中小のCVセンサーが8個しかついていません。このうち、1つは太陽光発電量用に使われています。これらを除くと、使用電気側として7つのブレーカーにしか取り付けることができません。管理人の分電盤には、先の写真でもわかるように9つのブレーカー(1つは分電盤の外に設置)があり、2つは測定できないことになります。
しかし、幸いなことにAisegの計測ユニットには、増設用のコネクターが設けられており、別売のCVセンサーを購入すれば、あと20個までは増設することができることがわかりました。そこで、管理人は10個用のセンサーを追加購入しました。これで、残りの2つは測定可となりました。
ところで、実は管理人の家には上で示した分電盤のほかにもう1つ分電盤があります。かつて、増築した際に、増築部分にも分電盤を設けたのです。2つの分電盤は直線距離で約10mほど離れています。CVセンサーと計測ユニット用コンセントをつなぐ電線(赤と白)は20㎝程度ですので、とうてい届きません。
増築した分の電気使用量も測りたいのですが、このままでは、もう1つの分電盤のブレーカーにはセンサーを取り付けることができません。なんとかできないかといろいろ調べたところ、延長用のコードも販売されていることがわかりました。しかし、これがかなり高いのです。増築部分のブレーカーにすべてCVセンサーをとりつけるとすると、コードだけでかなりの高額になります。

そこで、管理人は以下の工夫を行いました。
増設用CVセンサーと計測ユニット接続プラグをつないでいるのは赤と白の細い信号用の電線です。これを途中で切断し、その間に別の電線を接続することを思いつきました。まず、それが可能かどうかを確認するため、電話用の2芯線を使って試験的にやってました。その結果、うまくいくことがわかりましたので、以下の作業を行うことにしました。ただし、これにはかなりの労力と、ある程度の電気の知識、半田付けの道具等が必要なのであまりお勧めはできません。

作業は以下のとおりです。
1)ホームセンターへ行くと電話用4芯線がありましたので、これを購入することにしました。RIMG0004-1
増築部分にあるブレーカーのうち、使用しているのは8つですので、4芯線が4本必要ということになります。合計約60m(直線距離は10m程度ですが、実際に配線すると15m位必要)を購入しました。メーカーの延長ケーブルを購入するよりはるかに安く済みました。
2)電話用4芯ケーブルを4本束にして、室内の壁(できるだけ目立たないように天井付近に)に這わせ、配線はモールで隠しました。写真は、居間の天井付近の配線状況です。壁(石膏ボード)を抜けてきた配線を天井付近の廻縁に這わせています。
RIMG0010-1
3)増築部分の分電盤側では、配線した電話ケーブルに、切断したCVセンサー側の赤白のRIMG0007-1
電線を半田付けしました。このとき、CVセンサーに接続されているコードの色(赤、白)と電話ケーブルのコードの色(黒、赤、緑、黄)の対応を記録しておきます。1本の電話ケーブルに2つのCVセンサーを接続します。
4)主分電盤側では、電話ケーブルと計測ユニット用プラグのついた赤白の電線を、コードの色の対応を間違えないように半田付けで接続しました。右上に見えているグレーのビニールテープのところが接続部分です。RIMG0762-1
5)CVセンサーを増築部分の分電盤のブレーカーの出力側に取り付け、一方計測ユニット用プラグをユニットの所定の位置に差し込みました。
RIMG0758-2

これで、主分電盤の残りのブレーカー2つを含めすべての使っている機器のすべてのブレーカーにCVセンサーを取り付けたことになり、各使用電気量を測定できるようになりました。

さきほど述べたエクセルでの独自解析で、各機器ごとの使用電力量と全体の使用電力量を比較してみると、大きな差が出ることがわかりました。これについては、メーカーであるP社に問い合わせましたが、同社では把握していなかったとのことで、明確な答えはありませんでしたが、多分、CVセンサーの感度の差による誤差ではないかということでした。
おそらく、待機電力など微量の電気は、小さくて感度の低いCVセンサーではとらえることができず、0として記録しているのでしょう。それにしても、かなりの誤差です。要は、傾向をつかむ程度というのが、現状でしょうか。

 

 

 

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