
太陽電池を設置するにあたっては、施工業者やメーカーの選定、契約、補助金の申請などいろいろな準備作業があります。ここではこれらについて紹介します。
屋根置きと駐車場置きでは、場所も内容も異なりますので、それぞれをわけて説明します。先に駐車場置きについてご覧になる場合は、2ページをご覧ください。
1)屋根置き太陽電池の設置準備
1.1)設置対象
設置対象の家屋は、現在の居住地から遠く離れた四国地方にある築2年の2階建てです。屋根は寄棟ですが、1階の部屋が少し2階より南側に飛び出ている関係で、1階の屋根の面積が結構広くなっています。その分、2階の南向きの屋根の面積は小さくなっています。
屋根に太陽電池を設置するときに、誰もが恐れるのはおそらく雨漏りだと思います。管理人も同じです。そこで、家屋のことをよく知っているという点(屋根の形状、瓦の品質、下地など)と家屋そのものの保証との関連を最優先し、家屋を建設した建築業者を通すことにしました。
1.2)見積書
幸い、建築業者は太陽電池も扱っているとのことで、話はスムーズに進みました。したがって、ここでは施工業者ではなく、太陽電池のメーカーから見積もりをとるということになります。
建築業者を通して太陽電池の各メーカーに見積書の作成を依頼しました。3社以上の複数のメーカーから見積もりを取るようにと依頼しました。
ほどなく、K社、P社、ST社、SP社、SL社の5社からの見積書が送られてきました。金額はもちろんですが、屋根への設置図、設置場所の年間月別発電量予測なども掲載されていました。
注)ここでは、会社名はイニシャルで記載しますが、このあとの記載内容などから具体的な会社名の想像は可能だと思います。もし、メーカー名を知りたい場合は、メールにてお問い合わせください。
1.3)見積書の比較検討
これらの見積書の内容をエクセルに入力し、下記内容について比較検討しました。総出力からKW単価までを比較して、括弧内に記載した順に1~5の順位をつけ、その合計を点数としました。したがって、点数の少ない方が優位ということです。
ST社 K社 SP社 P社 SL社
出力/枚(W) 250 165 245 233 165
設置枚数 18 32 17 18 20
総出力(多い順) 4 1 3 2 5
年間発電量(多い順) 4 3 1 2 5
初期投資額(少ない順) 1 5 4 3 2
投資回収年数(少ない順) 1 5 3 2 4
KW単価(少ない順) 1 4 3 2 5
点数合計 11 18 14 11 21
判定順位 1 4 3 1 5
その他参考 外国メーカー
倒産経験あり不規則パネルあり 南側の屋根のみ
に設置暑さに強い 設置後出力上昇の
可能性あり
総合評価 × × △ ○ ×
以上の結果、判定順位ではP社とST社が並びましたが、年間発電量がP社の方が多く、ST社は外国資本で倒産経験もあることからST社は落としました。残りの3社のうち、SP社については総出力はP社と同程度ながら、南向きの屋根のみに設置できるというメリットがあるので、候補として残しました。しかし、SP社の見積もり金額がP社に比べ高いため、少なくともP社と同程度の金額に値引きしてくれるならSP社にすると伝え、再考を依頼しました。その結果、残念ながらメーカーの回答はノーということで、最終的にP社の太陽電池を採用することにしました。
1.4)その他
〇モニターについて
太陽電池の発電状況などを知るために、発電量などを可視できるモニターが必要です。
しかし、設置場所は管理人が居住している関東地方ではないため、遠隔地でも発電量などをモニターできる設備が必要です。そのサービスとして、NTTスマイルエネルギー社が提供している「エコめがね」というものがあることを知りました(http://eco-megane.jp/)。これを使えば、どこにいてもパソコンはもちろん、スマートフォン、タブレットで発電量などを管理することができます。幸い、建築業者はその代理店であるとのことで、これを採用しました。エコめがねの詳細については、こちらをご覧ください。
〇補助金について
補助金は申請しませんでした、というよりできませんでした。補助金の申請には住民票が必要になりますが、設置場所には住民票がないためです。
以上の内容で契約はしましたが、太陽電池の納入まで2か月かかるとのことでした。施工開始は7月になりそうです。以下、施工状況については施工編(1)をご覧ください。